●024 秋の歡び あきのよろこび 〇むかいのもりかげなびくしらはた

 表題:秋の歡び[秋の歓び]
 読み:あきのよろこび

 収録:(A)二部三部四部合唱教科書伴奏付 音樂研究會 1925(T.14).4=初 ◎[A3-7],Copy=[Ka7]
    (B)共益ボーカル 552 共益商社 1927(S.2).12.5 ◎Copy=(P117)

 記譜:(A)四部合唱(男声・女声)(伴奏付き) ト長調 4/4
    (B)四重唱 ※表紙の三重唱は誤り 以下同じ

 インチピット:ソドミソミレファ|ミドソドシレ|

 曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
 編曲:若狭萬次郎
 詞:犬童球渓 ※1921(T.10)作詞


[詞] ※(A)二部三部四部合唱教科書より

1.(甲)むかひの森蔭 靡(なび)く白旗(しらはた)
  (乙)むかひの森蔭 靡(なび)く赤旗
  (甲)どよめく人聲 (乙)かぐらもきこえて
  (甲)こゝろ浮立つ (乙)今日の祭日(まつりび)
  (合)たのしやことしの秋の うれしや稀(まれ)の實(みのり)
    とれとれ祝ひの盃 くめくめ祭の新酒(にひざけ) 舞へや歌へや

2.(甲)人垣つくりて 角力(すも)ふ若者
  (乙)晴衣(はれぎぬ)かざりて 集ふ乙女子(をとめご)
  (甲)杖つく翁(おきな)も (乙)かけよる童(わらべ)も
  (甲)ともによろこぶ (乙)けふの祭日
  (合)たのしやことしの秋の うれしや稀(まれ)の實(みのり)
    とれとれ祝ひの盃 くめくめ祭の新酒(にひざけ) 舞へや歌へや


  (B)共益ボーカル 552より(一部違う)

1.(甲)向ひの森蔭なびく白旗(しらはた)
  (乙)むかひの森蔭なびく赤旗
  (甲)どよめく人ごゑ (乙)~樂もきこえて
  (甲)こころうきつ (乙)今日の祭日(まつりび)
  (合)樂しやことしの秋の うれしや稀(まれ)の豊穣(みのり)
    とれとれ祭りの盃 酌め酌め祭の旨酒(うまざけ) 舞へや歌へや

2.(甲)人垣造りてすまふ若者
  (乙)晴衣(はれぎぬ)かざりて集ふ乙女子(をとめご)
  (甲)杖つく翁も (乙)かけよる童子(わらべ)も
  (甲)共によろこぶ (乙)けふの祝ひ日
  (合)樂しやことしの秋の うれしや稀(まれ)の豊穣(みのり)
    とれとれ祝ひの盃 酌め酌め祝ひの甘酒(あまざけ) 舞へや歌へや


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